大抵の観葉植物は寒さに弱く、戸外での越冬は難しいでしょう。種類により違うものですが、大体10度前後が基準になります。
これは夜間から明け方のもっとも冷える時間帯の最低温度のことです。5度以下になりますと、ほぼ休眠状態になり、長期的に続くと春先に死んでしまうようなことになりますので注意が必要です。
なかには耐寒性に優れた種類もありますが、限度がありますので気をつけましょう。
【寒さに弱い種類:約10~15度】
アグラオネマ、アフェランドラ、アローカシア、アンスリウム、エピスシア、カラジウム、クロトンコーヒーノキ、シンゴニウム、スパティフィルム、ディジゴセカ、ディフェンバキア、パンダナス、ネペンテス、フィットニア等
【やや寒さに弱い種類:約5~10度】
アスパラガス、アナナス、アロエ、コルジリネ、ゼブリナ、トラデスカンチア、カラテア、ネフロレピス、フェニックス、ヘデラ、ブライダルベール、モンステラ、ペペロミア、ポトス、ベンジャミン等
【寒さに強い種類:約0~5度】
アジアンタム、オリヅルラン、シェフレラ、プテリス、ユッカ、サボテン、各種多肉植物等
【非常に強い種類:0度以下】
ヘデラ、ゴールドクレスト、コニファー類等
冬の日中はできるだけ暖かい窓際などに置きます。日差しさえあれば結構暖かいですので十分日向ぼっこしてやります。
日が暮れたらできるだけ窓際から離します。急激に温度が下がり冷気が葉を傷めます。カーテンをしてあげるだけでかなり防げますが。
同じ室内でも床面より天井に近いほど暖かいので、棚やテーブルの上にのせたり、本や雑誌を利用して高くしてあげるだけでも効果はあります。
また、窓際よりは部屋の中心が少しでもマシなので、いくつか鉢を寄せ合って防寒してやることをおすすめします。
発砲スチロールを断熱材にして利用するのも良いです。まるごと覆ってやれると最高ですが、鉢を囲ってあげるだけでも根が守られます。
ビニール、新聞紙、ダンボール、等使えそうなものはどんどん使って、夜間の冷え込み対策をしてあげましょう。
冬場の水やりについては、秋から冬にかけては徐々に少なくしていきます。
冬場は2週間に1、2回で十分ですし、乾燥気味にすることによって耐寒性が強くなります。暖かな午前中に、できるだけ常温に戻した水を与えましょう。
冬はよく空気が乾燥するので霧吹きなどで葉水してやると葉が潤います。戸外でも越冬できる寒さに強い観葉植物もありますが雪や霜に葉がやられるケースがありますので天候に気をつけましょう。
夏の直射日光は約8万ルクス以上あるといわれています。冬で約1万ルクス程なのでいかに強いかがわかります。
炎天下では葉焼けをおこしてしまいますので、室内の半日陰がベストです。ガラス越しでもレースのカーテンをしてあげましょう。
戸外で育てる場合は、寒冷紗やよしずを使って遮光してあげると良いです。出来るだけ風通しの良い涼しい所に置きましょう。
また夏場は留守にした時の水やりが心配ですね。鉢底の受け皿に水を張っておくだけで2~3日は大丈夫ですが長期旅行なんて時にはさすがに困ってしまいます。
出来ることといえば、なるべく日陰においたり、土の表面に水ゴケをしいたりですが限界があるでしょう。
最近はタイマー式の自動給水装置や、鉢に取り付けるタンク式のものなどありますので留守にする時は使ってみるのも手です。
万が一、土がカラカラに乾いて観葉植物がぐったりしてしまった場合、バケツに水を汲んで30分程鉢ごと水につけてあげましょう。

『観葉植物』カテゴリ掲載
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